Wisora は、Web サイトや PDF ファイルなどの資料をアップロードするだけで、それらの情報に基づいて回答するボットを簡単に作成・設置できるサービスです。プログラミングや複雑な設定は一切不要で、誰でも短時間でボットを作成・運用できます。
技術的には、RAG(Retrieval-Augmented Generation)という最新の AI 技術を活用しており、あなたのデータから知識を抽出して、エンドユーザーからの質問に対する適切な回答を生成します。
主な機能
学習機能
事前に学習させた情報を基にした専門的な回答を生成できます。
- Web サイト学習: Web サイトを取り込んで Wisora に学習させられます。
- ファイル学習: PDF、Word、テキストファイルなどをアップロードして学習させられます。
- 継続的な学習: 新しい情報を継続的に学習させることで、回答品質を向上させられます。
- 学習内容の確認: 学習した内容を確認することで、期待通りに学習されているかをチェックできます。
ボット設定
- 自然な対話: 人間と話すように、AI と自然に会話できます。
- キャラクター設定: 学習した内容が同一でもキャラクターを設定することで、どのような回答を生成するかをアレンジできます。
- 複数ボット管理: 目的に応じて複数のボットを作成し、それぞれ異なる設定で運用できます。
- チャットログ管理: 管理者は、作成したボットとエンドユーザー間の対話履歴(チャットログ)を閲覧できます。これにより、問題発生時のトラブルシューティング、ユーザー体験の分析、そしてボットの改善に役立てることができます。
設置設定
- 公開ページ: Wisora が提供する公開ページでボットとチャットできます。エンドユーザーがメールアドレスやパスワードなしでチャット機能にアクセスできます。
- ウィジェット: Web サイトにウィジェットを設置して、ボットとチャットできます。コードをコピー&ペーストするだけで簡単に設置できます。
- Slack: Slack のチャンネルにボットを設置して、チャットできます。
管理機能
- ユーザー管理: 複数のユーザーでの利用と権限管理を行えます。
- ダッシュボード: チャット数や利用状況を確認できます。
利用開始までの流れ
Wisora を使い始めるための基本的な流れは以下の通りです。
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テナントを作成します。
サインアップして Wisora のテナントを作成します。詳しくは、テナントを作成するを参照してください。
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管理コンソールにログインします。
作成したテナントの管理画面にアクセスします。詳しくは、管理コンソールにログインするを参照してください。
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セットアップウィザードでボットの初期設定をします。
初回ログイン時に自動的に表示されるセットアップウィザードで、ボットの基本設定を簡単に行えます。学習データの指定、キャラクター設定、チャット設定などを順番に設定します。詳しくは、セットアップウィザードの概要 を参照してください。
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データを学習させます。
回答の元となる Web サイトやファイルをボットに学習させます。詳しくは、Web サイトを取り込む または ファイルをアップロードする を参照してください。
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チャットで動作を確認します。
学習させたデータに基づいて質問に適切に回答できるかをチャットでテストします。詳しくは、検証用チャットを使用する または エンドユーザーとしてチャットする を参照してください。
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運用を開始します。
エンドユーザーとボットの対話履歴を確認して、改善に役立てます。詳しくは、チャットログを確認する を参照してください。
設定や運用で困ったときは、回答の精度が低いと感じられるときは を参照してください。よくある質問と解決方法がまとめられています。